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中古住宅をフルリノベした夫婦が、リノベーションと地方移住について語ります!

地方移住って実際どう?【メリット・デメリットを徹底解説】

地方移住って実際どう?【メリット・デメリットを徹底解説】

皆さんは地方に住むことにどんなイメージを持っていますか?
スローライフを楽しめる、老後や退職後にゆっくり生活ができる…といったポジティブなイメージもあれば、不便そうといったのネガティブなイメージもありますよね💦
特に、都市圏以外に住んだことの無い方は沢山の疑問や不安があると思います。

地方移住で失敗や後悔をしている声もよく聞きます。
失敗や後悔をする方は、事前調査が甘く田舎に過度な期待をしている方が多いです。
地方移住や田舎暮らしを成功させるには、その実際を知り、自分の価値観にあった生活ができる地域を探すことが重要です!

都心でも地方でも生活したことのある私がその実際を解説します
この記事は地方生活の実際をポジティブに解説していますが、この記事を読んでも地方生活に良い印象が生まれない方は都会で住むのが良いと思います。

ちなみに、渋谷産まれ渋谷育ちの友人に話を聞くと、

田舎は娯楽がなにもなさそう…
買い物はどうするの?
ご近所付き合いとか面倒くさそう…
美味しいご飯屋さんあるの?
電車の交通網がなさすぎて不便そう…
世間が狭くて監視されてそう…
こどもの教育レベルが低そう…

といったマイナスイメージを沢山持っていたとのこと。そんな彼も地方に居を構えて楽しそうに生活しています。
地方の実際やメリットデメリットをしっかり把握しましょう!

目次

地方暮らしや移住に対するイメージと実際

地方暮らしや移住に対するイメージと実際

ここでは、上記友人の地方に対するイメージの実際を解説していきます!

娯楽がなにもなさそう…

確かにテーマパークや水族館・博物館・美術館等は確かに都市部に比べ圧倒的に少ないです…
また、野球やサッカー等のプロスポーツの観戦は手軽にできる地方は限られてしまいます。

映画館やボーリング、カラオケ、居酒屋、おしゃれなバーやラウンジは地方でもしっかりあります!

とはいえ、年にテーマパークや水族館や美術館、スポーツ観戦にどのくらい行っていますか?
年に数回程度であれば地方暮らしでも全く問題ないと感じます。

(高頻度に行くのであれば流石にその施設の近くに住むのがいいと思います…)

思い付きで日の出、キャンプ
朝早く目が覚めたので日の出を見に海へ&キャンプ



逆に地方ではアウトドアが簡単に楽しめます!
東京都内から登山をしに高尾山まで電車で何時間かけて行っていますか?
地方だと、山も海も川もすぐそこにあります!

朝早く目覚めてしまったな…海行って焼きマシュマロしながら日の出見よう!コーヒーも沸かそう💡

なんてこともできます!
仕事帰りにキャンプも余裕でできます!

週末のイベントは確かに少ないですが、地方でもマルシェやフェスは開催されています✨
地域の食材を楽しめるのは都会のイベントにはない楽しみがあります

(オクトーバーフェストとか楽しかったですけどね…)

買い物はどうするの?

確かに現物を見て買い物をすると、買い物の失敗は防げます。しかし、昨今は通販で物事を済ませてしまう時代。そんなに困ることはありません。衣類も返品できますし。

特に最近はSNSやgoogleで商品の比較レビューや口コミをみて購入を決めることが多くなっています。
そこまで現物をみるのにこだわる必要性は薄れているのではないでしょうか。

車で少し行けば神戸や大阪にいけるのでそんなに困ってないです!

都市部へのアクセスの良い地域も沢山あります。
現物を見て買い物をしたい方はそういったエリアから移住地域を選ぶと良いですね💡

ご近所付き合いとか面倒くさそう…

これは地域によります💡私の住む地域は都市部と変わらない印象です
「求める付き合いの濃さに合致しているか」も移住の地域選びには重要ですね。

私の住む地域は回覧板もなく、特に地域の活動に参加を強いられることはありません。
地域によっては回覧板があったり、定期的に集会があったり、地域の行事があったりします。

この付き合いの濃さは事前に移住センター等で情報は集められます!自身の許容できる近所付き合いの濃さか必ず確認しましょう!

美味しいご飯屋さんはあるの?

あります!むしろ安く美味しいものを食べられます✨
ただ、金額に上限を設けない場合は都心部が上です。

食事ってある程度の金額を超えると美味しさの上昇は少なくなりませんか?
(私の主観ですが、下の図1のイメージです💦)

食事のおいしさと金額の相関
価格と美味しさの相関図(主観)

ある程度の金額までは地方の方がコスパ良くおいしく食べられます。
ディナーで1人当たり2-3万を超えると都市部の方が美味しくなる印象があります。
(私の主観です。図2の赤破線が2-3万円の印象💡)

また都市部でどれだけお金を出しても食べられない味も地方にはあります。
極端な例で言えば北海道の獲れたてのホタテとか。どれほど都市部の高級寿司店でも本当の獲りたては出せないですよね✨

あとお店で長時間並ぶことはほとんどありません。都心部ではどこに行くにも予約必須でしたが、地方だと思い付きでふらっとお店に入れます💡

電車の交通網がなさすぎて不便そう…

ほとんどの地方では自動車がないと生活は困難です。ただ地方では駐車場を借りるにしても5000円/月もあれば十分です。

満員電車で通勤するのとお気に入りの愛車での通勤。どちらが良いかは人によると思います。

愛車を運転するのは気分転換になる!
ほぼプライベート空間だから落ち着ける。満員電車時代はつらかった…

世間が狭くて監視されてそう…

買い物

これも地域によります。
村レベルの規模だとどうしても知り合いに見つかります。地方都市規模だと、近所での買い物で知り合いに出会う頻度は地方も都市部も変わらないと思います。

ご自身のキャパシティにあった移住先を探しましょう💡

こどもの教育レベルが低そう…

地方では都市部と逆で私立中学・高校の方が学力が高くなっている地域もあります。また、前述のように、文化的な施設(美術館や博物館、スポーツ観戦等)が地方には少ないです。そのため、単純な学力以外での教育に関しては差が生まれるかもしれません。

一方、幼少期の自然とのふれあいが教育上大切という方もいます。どちらが良いかは正直わからないですね💦家庭の教育方針と相談するしかない部分です💡

ただ、単純な学力のこと言えば、勉強ってそもそも自分でするものですしね!最近だと地方の高校からスタンフォード大学へ現役合格した方もいましたし。

地方在住だから学力に関して不利

なんて言い訳はダサくないですか?

地方暮らしや移住で得られるメリット

地方暮らしや移住で得られるメリット

地方暮らしや移住で得られるメリットは多数あります。

  • 金銭的なメリット
  • 自然が沢山ある
  • 治安が良い

金銭的なメリットがある!

各自治体の支援制度を利用することでお得に移住することができます。また、外食のコスパが良いので、外食費も都市部より安くなることが多いです。

各自治体の支援制度は主に3種類あります。

  • 支援金の現金支給
  • 住宅購入費・家賃補助
  • 地域創造的起業補助金

ひとつずつ解説していきます。

支援金の現金支給

地方へ移住することで、現金で費用を支援してもらえる制度です。
各自治体によって実施の有無や金額・条件が異なります。

数百万円貰える自治体もあるので、各自治体の情報をチェックしてみてください!
下記記事にもまとめています。
 

住宅購入費・家賃補助

地方へ移住することで、住宅購入費や家賃を補助してくれる制度です。年齢制限のある場合や、子育て世帯へ加算されるものもあります。こちらも数百万円の補助を受けられる地域があります!

こちらも上の記事内にまとめているのでご確認ください💡

起業支援金

地方移住し起業する人に、開業資金の一部を支援する制度もあります。

地方創造的企業補助金は数百万円から数十億円の高額な補助金を受け取れます。
受給条件が少し厳しめなので、補助金が貰える前提で起業するのはやめましょう。

自然が沢山ある!

やはり地方での暮らしのメリットは自然が沢山あることです!

奥さんと栗拾いしている画像
近くの山で栗拾い

地方都市レベルであっても少し離れればアウトドアスポットは沢山あります。
海や山や川、キャンプスポットやラフティング、パラグライダー…色々なアクティビティが身近にあります
自然が近くにある環境で子育てができるのも魅力的ですよね💡

春、アウトドアを楽しみながら家族で食べるお弁当。
夏、水田の上を通る涼しい風が肌にあたる気持ち良さ。
秋、夕焼けと金木犀の香り。近くの山で栗拾い。
冬、澄んだ空気と散歩中に踏む霜柱。

どれもたまりません✨


自家用車を使えば満員電車でのストレスフルな通勤も不要です。

新鮮な野菜や海産物は現地でしか食べられないものも💡安価に新鮮な食材を食べられますし、外食のコスパも最高です!

治安が良い

地域による差もありますが、総じて都市部よりは治安が良いです。
田舎はヤンキーが多いイメージがありますが、都市部のヤンキーに比べたら可愛いものです💡

田舎に行けば行くほど周囲に知り合いが増えるのでより治安は良くなります。
ただ、近所づきあいも深くなるのでご自身に適した所を探しましょう!

地方暮らしや移住のデメリット4選

メリットもあればデメリットもあります。
前述のメリットも人によってはデメリットになり得ることも。

  • 近所付き合いが濃すぎることがある
  • 公共交通機関が乏しく自動車が必要
  • 商業施設や娯楽施設が少ない
  • 給与水準が都市部より低い

都道府県別の最低賃金(2022年10月18日)は東京が1,072円に対し、最も低い10県では853円です。

職種によるかもしれないけど、地方の方がのんびり働ける✨

という感想を持つ方が多いようです。

自動車に関しては購入費や維持費がかさんでしまいます。しかし、満員電車が苦手な方や自動車が好きな方にはメリットです!駐車場代も5000円/月程度あれば事足ります!
都会より圧倒的に安く自家用車を楽しめますね。

地方暮らしや移住に向く人の特徴4選

地方暮らしに向く方はずばり!

  • 良好な人間関係を築ける人
  • アウトドアが好きな人
  • 車の運転が好きな人
  • 「ない」を楽しめる人

地域交流の濃さは事前に確認して、自分にあった環境を選べば大丈夫です!

また、「ない」を楽しめるのも重要です。
都市部にあるような施設や便利性はないですが、その代わりにある沢山のものに価値を見いだせる方は最適です。


地方暮らしに向かない人は、ここまでの記事を読んでもグッと来ない方です。
地方暮らしにはデメリットもあるためそれを許容する覚悟が必要です。

新居購入を考えている人はどこに住む人が多いの?

当サイトで300人の新居購入を考えている人にアンケート調査をしました。
個人的には意外な結果になりましたが、都会(東京23区内+政令指定都市)と地方(その他の地域)が同程度でした!

新居購入予定者の居住地域について
当サイト調べ(クラウドワークス)

また、同居のこどもの有無によっても差が出るかと思いましたが結果は以下の通り💡

こどもの有無による居住希望地
当サイト調べ(クラウドワークス)

若干こども有世帯の方が地方率が高い様に思いますが誤差の範囲でしょうか✨

地方移住をしてみようと思ったら

地方移住をしてみようと思ったら

ここまで読んで地方移住をしてみようと思ったら候補地を調べてみましょう💡
ご自身にあった交流関係の濃さかどうか、環境かどうかを調べましょう!

移住体験を募集している地域も沢山あります!また、一旦近くの地方都市に移住や滞在するのもいいかもしれません。その上で近隣を巡り、自分にあった場所を見つけて最終的な移住場所を決めるというのも堅実です。

下記記事で皆さんの候補地の移住体験談も読んでみてください💡

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